【開催報告】9月CPD行事「豊洲市場見学/防災体験学習」

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いつも青年ブログをご覧いただきありがとうございます。

夏も終わり残暑が厳しい時期ではございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

暑かったと思えば夜は涼しくなり、温度や気圧の変化が多い季節となりましたので、皆様も体調管理はお気を付けください。

さて「豊洲市場見学/防災体験学習」と題しまして、青年メンバーによる見学会を開催しました。

一つ目の豊洲市場見学では、毎月一度の例会の後、会議場所である機械振興会館から比較的近い新橋駅より、東京BRTに乗って豊洲市場の見学通路に向かいました。

BRTは「Bus Rapid Transit」の略称で、連節バスや走行空間を整備することにより路面電車と遜色のない輸送力を目指した、バスをベースとした交通システムだそうです。

2連節のバスに乗り、快適に豊洲市場に向かいました。

豊洲市場は、築地市場に代わり日本最大の取扱量を誇る中央卸売市場となります。

見学者通路が設けられており、卸売場を見学することができます。土曜日の昼のためセリなどの見学はできませんでしたが、多くの見学者が来場しており、豊洲グルメを楽しんだり見学通路にある展示物を見学されていました。

青年メンバーは、各々専門の技術分野を持つため様々な観点で、豊洲市場での水処理や労働安全対策などに着眼し、議論や知識共有のきっかけになったかと思います。

通路は非常に広い範囲にわたるため、約1万歩のいい運動になりました。

二つ目の防災体験学習では、豊洲市場からゆりかもめで有明へ移動し、東京臨海広域防災公園へ向かいました。

9月は防災月間であり、関東大震災から100年目ということもあり、日ごろの備えを再認識し強化をするために公園内のそなエリア東京での「東京直下72hTOUR」に参加しました。

ツアーの最初に、ガイドの方により地震発生時における心構えについて説明を受けました。首都直下地震などが起きた際に、国や自治体などによる支援体制が整うまでの目安は約72時間。その間にどのような対応をし、生き抜くかを、ジオラマやクイズを行いながら学んでいくというツアーとなります。全国や海外からも多くのツアー参加の申し込みがあるそうです。

説明を受けた後1F防災体験ゾーンで、災害後の街の様子を再現したジオラマと、専用タブレットによりクイズ形式で災害時にどのような対応をすればいいかを学習しました。崩れた家や火災、落ちそうな看板など、実スケールのジオラマを目の前にすることで、災害時にどのように考え行動するか、想像力を養うことができました。

後半は2F防災学習ゾーンにて、首都直下型地震をテーマとしたアニメ鑑賞、災害発生時に実際に使用され復興の対策を練られるモニタールームの見学、災害時に個人個人に合わせた「そなえ」の知恵がパネル化されている部屋の見学を行いました。

大災害発生時の行政の対応や、個人でできることについて考えるきっかけとなり、有意義なツアーとなりました。

次回は、10/21(土)にCPD行事「0→1発想アイデアソンWorkShop」を開催します。

近年企業での競争が激化する中、技術者にはただ機能的に優れた製品を作るだけではなく、その製品がユーザにどのような経験を提供するかなどの観点が重要視されます。

10月イベントでは「既存の製品やサービスにない新しいもの」「他社にない強み」を創出する設計プロセスについて、講義と ifLink®のフレームワーク”オオギリ”ワークショップにより理解を深め、参加者の技術提案力向上を図ります。

詳細は青年ブログでご案内しますので、皆様のご参加を青年委員一同お待ちしています!

■お問い合わせ:event10☆peyec.jp   ← ☆を@に変えて送信下さい

担当:森、杉山、須賀、山本

青年委員会では、私達と一緒に活動して頂ける仲間を募集しています。

ご興味がある方はぜひご連絡ください。

青年技術士支援委員会 委員

9月行事担当 間々下