ワークショップ「福島原発事故から考えるリスクコミュニケーション」開催報告および参加御礼

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5月11日にワークショップ「福島原発事故から考えるリスクコミュニケーション」を開催しました。本ワークショップは、日本保健物理学会 若手研究会との共同開催です。当研究会所属である放射線防護の専門家の講師から「福島原発事故後に行ったリスクコミュニケーションの事例」を講演いただき、その後、より良いリスクコミュニケーションの手法について当研究会のメンバーを交えてグループワークを行いました。


リスクコミュニケーションという最善の手法が明確になっていないテーマを、あらゆる分野の専門家が集う日本技術士会にて考えることで、放射線防護の専門家だけで考えていたのでは見えなかった問題を抽出することができました。我々日本技術士会サイドも事例を通じてリスクコミュニケーションの何たるかを学ぶことができ、有意義なコラボーレーション企画が実現できたと思います。


たった一度のワークショップではリスクコミュニケーションの課題を解決できるアイディアの創出に至らないため、今後もアイディアの発散と収束を繰り返す循環的な学びの場を提供していくつもりです。

また皆様の参加をお待ちしております。Let’s keep in touch !


田中 雅人 技術士(電気電子部門)