日韓技術士会議 – 青年委員会と親善サッカー試合1.はじめに韓国全州で開催された第35 回日韓技術士会議において、日本技術士会青年委員会は、韓国青年技術士会との間で、それぞれ2005年10 月23 日と24 日にサッカーの試合と技術会議を行った。親善サッカーと英語で議事進行した技術会議の様子について述べる。 2.親善サッカー試合まず、サッカーの試合会場が韓国のワールカップスタジウムの一つで行われたことに驚かされた。 さらに、試合の三人の審判はいずれもプロとのことである。韓国青年技術士会がいかに本サッカー 試合に力を入れているかが伺えた。 韓国の個々の選手の高い技術力とタフさに加え、韓国はチームワークにも秀でていた。一方日本は というと、少数の例外を除き、選手はずぶの素人であり、中には当日初めて顔を合わせるメンバーもあるといったありさまだった。ここまで話せば、どちらが勝者かわからない人はいないはずである。(ここでは公開するつもりはないが)もし点差だけを聞いたら、サッカーの試合ではなく野球の試合に違いないと思うことだろう。 しかし、韓国メンバーの歓待のおかげで、日本のメンバーは結果に関係なく楽しむことができた。すべての日本のメンバーにとって、非常に有意義な経験だったと思う。 3.技術会議技術会議はお互いの紹介からはじまった。日本から三報、韓国から二報の発表が、特に「MOT」と「10 年後の予測」をテーマに行われ、質疑応答が続いた。 当初、質疑応答においては、サクラを用意しなければならないと懸念したが、全くの杞憂であった。質疑応答は活発に行われ、日本のメンバーもみな必要なときに自分の意見を表明していた。 このサッカーの試合と技術会議が、日韓青年委員会の今後に長く続く友好の重要な第一歩となったことを確信する。 以上。 |