【開催報告】2月CPD行事「福島原発事故から学ぶリスクコミュニケーション~NPO法人福島ダイアログの活動経験をモデルに~」を開催しました!

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青年ブログをご覧の皆様、こんにちは!

まだ寒い日が多いですが、日も長くなり、確実に春が近づいてきていますね。

本日は、2月19日(土曜日)に開催したCPD行事の開催報告をいたします。

今回のCPD行事では「リスクコミュニケーション」を主題とし、総勢44名の方にご参加いただけました。
完全オンラインでの開催で、全国各地の方と交流を図りました!

前半は、NPO法人福島ダイアログ理事長の安東量子氏を外部講師にお招きし、2011年の福島原発事故後の住民との対話等のご活動を講演いただきました。

安東氏は、ご自身の活動により得られた情報を客観的に取りまとめ、多くの方にわかりやすく伝達することにより、住民の自己判断力・自己統御感を高めることにご尽力されてきました。

技術士として専門分野の業務に携わる中で、リスクコミュニケーションを通してステークホルダーとの合意形成に関わる機会は多く、非常に参考になる内容であったと思います。

後半は、4~5名程度でグループワークを行いました。
グループワークを通して、講演の感想や、特定分野の専門家という立場でリスクコミュニケーションを図るにあたっての信頼関係の構築方法について話し合い、日頃の業務を省みる良い機会となったのではないでしょうか。

参加者からは、「絶対的な数値・専門知識を相対的な感覚に落とし込む」といった取組が、特に印象的だったとの感想が挙がりました。

当委員会は、今後も皆さんの資質向上に資する行事を開催してまいります。

委員・委員補佐一同、皆さんのご参加をお待ちしております!

本CPD行事の参加者の皆様との集合写真の様子(一部)です。

青年技術士支援委員会  2月期CPD行事担当

技術士(森林部門) 原田佳代子