実施報告:学生と技術士の対話会(慶應技術士会と連携)

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今月12/9(土)に、現役学生さん達との交流会を実施いたしました。

慶應義塾大学理工学部はJABEE認定課程(技術士第一次試験が免除となる教育課程)として
機械工学科が登録されており、同学科の学生は技術士を目指す点で有利なため関心が高いです。

今回は、慶應出身技術士の集まりである慶應技術士会が主催する
学生向けの対話会に、青年委員会有志を伴って参加いたしました。

現役の学生さん達は、意欲的に質問をしていたのが印象的です。

質問の中心はインターンシップ、資格取得、そして就職活動でした。
・海外インターンシップの経験から海外就職も検討したい。海外で技術士は?
・文系職と理系職のどちらが良いか?
・学卒と院卒の企業内での違いは?
・機械が専門だが勉強のため情報工学部門の技術士受験を考えているがどうか?
・技術士になる前のステップとしてどんな資格を考えたらよいか?

基本的にプロフェッショナルとしての実務経験7年以上が要求される技術士を
先の目標と意識することで
ステップアップを少しでもイメージして就職活動に臨めるような助言を心掛けました。

学生さんは多忙のため、長期の目標を意識する機会があまりないかもしれません。
しかし、技術士を目指すというビジョンを持つこと自体に魅力があるという意見も出ました。
今後とも関心ある学生さんのニーズに応えられるように交流を継続したいと考えております。

白井一光 技術士(化学部門)

2017年度対話会案内