【5月イベントのお知らせ】 English Workshop

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※5月イベントへのお申込みありがとうございます。おかげさまで早くも定員に近づいております。

もしCPD行事予定からお申込みいただいた場合でも、キャンセル待ちとさせていただく場合がございます。その場合は青年委員会スタッフよりご連絡差し上げます。申し訳ございませんがあらかじめご了承ください。(5/11 田角)

 

こんにちわ、青年委員会の田角です。

このたび、5/20(土)に5月イベントとしてEnglish Workshopを行います。
昨年度も6月、10月と講師をご依頼した英国人講師Steven Ashton先生をお招きして
英語セッションを実施する他、CAFEO/YEAFEO(ASEAN地域技術者協会会議)のご案内と、
CAFEOをモチーフとした英語ワークショップを行います。

青年委員会で実施している英語ワークショップですが、ビジネスに役立つフレーズを
丸暗記でもありませんし、専門用語はむしろ専門分野の論文等読み込んでいる技術者皆さん
の方がよほど一般の外国人より詳しいくらいです。
ただし、講師Steven Ashton先生のスタイルでもありますが、参加者全員で楽しく!
English exerciseといった雰囲気で、英語苦手という方にも英語を話すのは楽しい!
と感じてもらえればと思っています。

特に今回のWorkshopでは、英語が苦手な方(Elementary)に主眼を置いて行いたいと
思っています。上級者の方にももちろん参加していただき、素晴らしい英語力をもって
苦手な方をサポートし、チームを優勝に導いてもらいたいです。

そこで今回は、仮タイトルとして「Follow Latino Way!! C’mon, open up!!
および 英語ワークショップ(仮)」という少々気恥ずかしいタイトルをつけさせていただきました。
私がつけましたので、「その英語はそもそも間違っている」というツッコミは青年委員会宛に
こっそり送って下さい。
このタイトルは、私の個人的な経験から、「恥ずかしがり屋の日本人英語初級者の方にも、
ラティーノのようにがつがつ英語をしゃべってもらいたい!」という思いで付けました。

私はだいぶ前になりますが、数年間アメリカ東海岸のBaltimoreというところに滞在して
いたことがあり、その際ESOLといって英語を母国語としない人々のための英語クラスに
通っていました。
そこには、これまでの日本の生活では接したこともないような世界各地の人々が集まっていました。
中南米各国、旧ソや東欧地域諸国、アフリカ、中近東、東南アジア、もちろん近くの韓国や中国の人も
います。呼びかけたらすぐ世界地図が埋まるのではないかというバリエーションです。
そこでみていると、英語の上達の仕方に恐ろしく国民性が現れています。上記の国・地域の中で、
最もスピーキングの上達が早いのはどこの人でしょう!?

・・・答えは、ご想像通り中南米の人々です。

明るく快活でよく笑いよく泣きよく怒りよく喋る中南米出身の彼らは、英語がわからなくても間違っても
気にせず、とにかく「しゃべりたい!」の一心で毎日毎日しゃべりまくり、あっという間に上達します。
プレゼンも上手で、気の利いたジョークも飛ばします。しかし、字を書かせてみるとスペルはめちゃくちゃ、
テストの成績もよくはありません。
これと好対照なのが日本を含む東アジア地域(韓国・中国)の人々です。面白いくらいそっくりな我々は、
テストの成績もカンペキで、美しい文章を書きますが、しかし!英語ができるはずなのになぜか喋れない!!
明らかに、「しゃべる前に頭の中で構文を組み立ててみたが、やっぱり間違っているのではないか・・・
自信がなく、口に出せない」という感じで難しい顔をして黙りこくっています。TOEICなどを受験するのも
ほぼ9割以上日本人・韓国人です。

英語の成績はいいんだから、しゃべってみればいいではないか、と思うのですが、そこが「恥の文化」
なのか、なかなか恥ずかしがってしゃべることができません。日本人で臆せず英語を話す人は、相当の
上級者ですが、そうでない一般レベルの方でも、十分英語でやりとりできるスキルを持っています。
英語のレベルが上級というと、ハイスピードで流れる英語を間違いなく聞き取れたり、難しい文学を
英語で読めたりするかもしれませんが、個人的にやりとりする分には、そんなに難しい文をしゃべらなく
ても十分会話ができます。
そこで、この失敗を恐れないラテン系の人々を見習って、まずしゃべってみる!という気概をもって
英語体験を増やしてもらい、実際のスキルアップにつなげてもらいたいと思っています。

英語は、まずしゃべってみて「あっ今のはあれが間違っていた!」「わー!」という小さな恥ずかしさや
失敗をたくさん経験し、その経験をもってうまくなるものと思います。
間違っていても、一単語でも口にすれば何か伝わりますし、それが間違っていてもだいたい言いたいこと
は相手も察することができます。しかし、一言も発しなければ伝わる情報はゼロです。

青年委員会のEnglish Workshopで、まず「英語できない」「恥ずかしい」と言った気持ちのコリを
ほぐし、のびのびと英語を使う体験をしてみませんか!?
そのような体験を増やすことで、素晴らしい英語教育を施されている我々日本人は、十分に海外の方
とコミュニケーションできる!という自信を持って英語を使ってもらえると考えています。

また、青年委員会では、冒頭で少し触れましたが、毎年CAFEO/YEAFEO(ASEAN地域技術者協会会議)というアジア諸国の技術者の集まる会議に参加、今年も参加者を募集しています。
CAFEO/YEAFEOについては、また後日詳しくふれたいと思いますが、青年委員会ではCAFEOという
大人の参加する難しい技術者会議に附属するYEAFEOという若手技術者向けに会議に参加しています。
こちらでは、難しい会議への参加というより、各国の技術者同士の交流に重点をおいていますので、
国同士で国の紹介や技術士会の紹介を行ったり、おみやげ交換やパーティーなど、「英語は得意でない
けど外国の技術者と交流してみたい」という方にもうってつけの楽しいイベントです。
5月イベントでもご紹介しますので、興味のある方もぜひご参加ください。

【5月イベント English Workshop】
開催日時:5月20日(土)13時~17時半
場所:葺手第2ビル5階 A,B会議室 (神谷町/日本技術士会会議室)
参加費:無料 (懇親会にご出席の場合は3500円程度)
持ち物:筆記用具
定員:35名程度

お申込みはこちら
■技術士会会員の方
https://www.engineer.or.jp/kaiin/dmsw0200.php#month05 (https://www.engineer.or.jp/kaiin/dmsw0200.php#month05)

■非会員の方
https://www.engineer.or.jp/ippan/dmsw0211.php#month05 (https://www.engineer.or.jp/ippan/dmsw0211.php#month05)
■お問い合わせ
event05☆peyec.jp(☆を@に変更して下さい)

皆さまのご参加をお待ちしております!

青年技術士交流委員会
田角 由香